後任の所長の働きぶりを日々横目で見ているが、世代交代は必要だなぁとつくずく思う。私は所長を5年半やったが、頭が固くなっていたなぁと感じることが今回引継ぎをする中で多々ある。一例として私が抜けた後の担当編成を考えた時の事。私と後任所長が別にもえた。考えた結果を比較してみると私の編成は明らかに保守的な編成だった。というのも極力所員の担当先を変えずに影響のマイナス面をすくなくすることを重点に考えていた。これと比べて新所長はかなり動かしていた。中身を見るとよく考えられており文句の付け所がなかった。攻めの担当編成だった。自分は考えもしなかった発想だし衝撃を受けた。私は頭の柔軟性だけは失いたくないと思い日々仕事に取り組んできたつもりだが、知らないうちに固くなっていたわけだ。一つのポジションに長くいることは会社にとってもよくないことだと思っていたが、新しい発想がないと仕事は変わっていかない。管理職は長くても4年でローテーションするべきだな。数字がいいからといってずっと一つの営業所の所長をしている者もいるが、いつかは終わるし、所長が変わってもなんとかなるでしょ。部下と会わない上司、その逆もあるが、3、4年で異動になると思えばお互い我慢もできる。頭の中ではこうするべきと思っていても、出来ていなかったなぁと思うことが多々ある。後任所長はこれから仕事をこなせていけるか不安だと言っているが、数か月もすれば慣れてくるだろう。嫌だから会社を辞めていなくなる身とはいえ頑張ってほしい。だが無理はするなとも言っている。家庭環境等様々な要因があるが、文句だけ言ってなにも行動を起こさないよりも自分らしさを選んだ自分。この先すべてのことが楽しく感じることができれば幸せだ。
世代交代
